【iFLYTEK AINOTE 2 レビュー】文字起こし電子ノートの実力は?箱が軽すぎて中身疑った話

会議の録音を文字に起こす作業、正直しんどくないですか?
「もっと目に優しくて、紙のノートみたいにスラスラ書けるデバイスがあればなぁ…」

そんな悩みを抱えていた私が今回導入したのが、iFLYTEK AINOTE 2です。
ChatGPT搭載、録音・文字起こし機能付きのE-Ink電子ノート。

実際に使ってみた感想を先に一言で言うと、「紙のように書けて、秘書のように(たまにドジっ子だけど)働いてくれるデバイス」でした。

💡 この記事はこんな人におすすめ

  • 会議の議事録作成に時間を取られている人
  • iPadだと目が疲れてしまう人
  • 紙の書き心地を維持したままデジタル化したい人

1. 開封の儀:軽すぎて空箱かと思った件

まずは開封していきます。パッケージはシンプルで高級感がありますね。

iFLYTEK AINOTE 2のパッケージ外箱

手に取ってまず驚いたのが、その「軽さ」です。
本体の薄さは4.2mm、重さは約295g。

箱を持った瞬間、「え?これ本当に中身入ってる?配送業者さん、空気だけ運んできた?」と思わず箱をフリフリして確認してしまいました(笑)。それくらい軽いです。

(開封から書き心地、音声テストまでのレビュー動画)

同梱物とアクセサリー

付属品もチェックしていきます。専用のペンと替え芯、そしてシンプルなマニュアルが入っています。

同梱の説明書とピン
専用スタイラスペンと替え芯

ケーブル類もスッキリ収納されています。余計なものが一切ない感じがビジネスツールとして好印象です。

2. 書き心地検証:iPadとは別次元の「紙」感

電子ノートで最も重要なのは「書き心地」ですよね。
iPadのようなガラスにコツコツ当たる感じではなく、適度な摩擦感があります。

実際に書いてみると、筆圧の強弱もしっかり反映されます。
力を抜けば細く、込めれば太く。この「愛」の字を見てください。トメ・ハネ・ハライが気持ちよく決まります。

筆圧検知テスト 愛という漢字の手書き

E-Ink特有の画面のおかげで、長時間作業しても目がショボショボしません。
読書や文書チェックが多い人にとって、この「目の疲れにくさ」は、仕事の後半戦の集中力を維持する強力な武器になります。

3. 肝心の「文字起こし」機能はどう?

さて、目玉機能の「AI文字起こし」です。
動画内でも検証していますが、今回は架空の人物「広島太郎」さんになりきって結婚相談所の入会面談テストを行ってみました。

✅ 検証結果

  • 精度:だいたい7割くらい。完璧ではありません。
  • 弱点:固有名詞や専門用語には少し弱い印象。
  • 良い点:「議事録の土台」としては十分すぎるスピード。

正直、「これ誰の話だっけ?」とAIにツッコミを入れたくなる誤変換もあります。
ですが、ゼロから議事録を作るのと、ある程度文字になっているものを修正するのとでは、労力が雲泥の差です。

「意外と仕事が早いな…」と自分に言い聞かせつつ、後でササッと修正して仕上げる。このワークフローが確立できれば、かなり強力な相棒になります。

4. 気になった点(デメリット)

褒めてばかりだと嘘くさいので、気になった点も正直に挙げます。

  • 動作の遅れ: iPhoneのサクサク感に慣れていると、ボタンを押してから画面が切り替わるまでの「E-Ink特有のワンテンポ」が気になる時があります。
  • モノクロ表示: カラー資料の確認には向きません。

それでも、「こういう機械は使いながら育てるもんだよ」と広い心で接していくと、不思議と愛着が湧いてくるのがガジェットの面白いところです。

まとめ:iPadとは違う役割を持たせよう

iFLYTEK AINOTE 2は、何でもできる万能選手ではありません。
しかし、「書く」「読む」「記録する」というビジネスの基本動作を、落ち着いた環境で効率化したい人には刺さるデバイスです。

デジタルデトックスしつつ仕事は進めたい、そんな矛盾する願いを叶えてくれる一台でした。

紙のノートの良さとデジタルの効率。
あなたも「iFLYTEK AINOTE 2」で体感してみませんか?